消費意欲指数

日本の生活観測広場

「消費意欲指数」とは、生活総研独自の調査パネル「生活発見パートナーズ」の対象者に、翌月の消費意欲を点数で表わしてもらったものです。「消費意欲(モノを買いたい、サービスを利用したいという欲求)が最高に高まった状態を100点とすると、来月の消費意欲は何点ぐらいだと思いますか」という質問に対し、「来月は○○点ぐらい」という形で回答してもらっています。

過去のコメント

「消費意欲指数」は、1993年4月から2011年3月まで毎月首都圏での調査を行ってきましたが、2011年5月より、全国47都道府県に地域を広げ、3ヵ月に1回調査する新しい「消費意欲指数」として生まれ変わりました。今後は、「スケール・ジャパン」の中で消費意欲指数を発表していきます。

スケール・ジャパンはこちら(2011年5月以降の消費意欲指数)

2011年3月の消費意欲
50.9点

2月末に調査した2011年3月の指数は先月比が1.2ポイント増加、前年同月比が0.8ポイント増加の50.9点でした。1月、2月に比べ前年同月に対する増加幅がやや縮小しましたが、前年超えは14ヶ月連続となりました。

男女別の指数をみると、男性は先月比1.4ポイント増加、前年同月比2.2ポイント増加の46.9点。今月も前年に対する増加幅が大きく、前年超えは9ヶ月連続となりました。女性は先月比1.1ポイント増加、前年同月比0.5ポイント減少の55.0点で、4ヶ月ぶりの前年割れです。

同時調査の生活力点の「モノ消費」項目は、先月比でみると男性が「日常的な小さな」買い物がダウン、「中くらいな」がアップ、「大きな値の張る」は横ばい。女性はいずれもアップしていますが数値は平均的な水準です。

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2011年2月の消費意欲
49.7点

2011年2月の指数は先月比が2.4ポイント減少、前年同月比が1.9ポイント増加の49.7点でした。例年の2月と同様、先月比はダウンしましたが、前年超えは13ヶ月連続となりました。特に今年に入り1月、2月ともに前年同月に対する増加幅が大きくなっており、消費意欲の回復は順調と言えそうです。
ここのところ海外経済の回復、国内企業の生産持ち直しで先行き不透明感がやや薄らぎ、最新の景気関連の指標にも改善の兆しが見えてきました。日銀が今月発表した景気判断は9ヶ月ぶりに前進、1月の月例景気判断は7ヶ月ぶり上方修正されました。上場企業の2011年3月期業績予想も増収増益基調で企業業績は順調に回復しているようです。消費関連でも、内閣府発表の1月の消費者態度指数が7ヶ月ぶりの改善し、消費者心理も改善傾向にあります。原材料高による食品やガソリンなどの値上がりが懸念されますが、消費意欲指数は1月、2月と回復基調が続いています。春に向けて指数は上昇する傾向があり、3月の数値に期待です。

男女別の指数をみると、男性は先月比0.2ポイント減少、前年同月比2.1ポイント増加の45.5点でした。例年の2月に比べ先月比減少幅が小さいのが目立ち、明るさが見えてきた景気の動きが影響しているようです。前年超えは8ヶ月連続となりました。女性は先月比4.7ポイント減少、前年同月比1.7ポイント増加の53.9点。1月に比べやや勢いは鈍りましたが、前年超えは3ヶ月連続です。今月は指数の男女差が縮小し、過去12ヶ月で最小となっています。パネルの声では、全体的に消費についてはやや控えめで、特に女性ではお金を使った年末・年始といろいろなイベントが待ち受ける春に挟まれた時期ということもあり、「ちょっと買い物は一休み」という人も多くなっています。

同時調査の生活力点の「モノ消費」項目は、男女ともに「日常的な小さな」「中くらいな」買い物が先月比ダウン、「大きな値の張る」買い物は男性が微増、女性はダウンという結果でした。

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2011年1月の消費意欲
52.1点

2011年1月の指数は先月比が4.5ポイント減少しましたが、前年同月比は2.3ポイントの増加で52.1点となりました。1月の指数としてはやや低い水準ですが4年ぶりに前年同月を上回りました。前年超えは昨年2月以降12ヶ月連続となり回復傾向は続いています。
12月の日銀短観では景況感が7期ぶりに悪化、内閣府発表の11月の景気動向も基調判断は「足踏み」で据え置きとなり、依然として景気の現状は厳しい状況が続いていますが、12月の街角景気は消費動向の下げ止まり感を背景に指数が改善し基調判断が9ヶ月ぶりに上方修正されました。年明けの平均株価は1万5百円台を維持、初売り商戦ではネット通販や百貨店売上が前年実績を上回り消費に明るい兆しが見えてきた、との報道もあります。消費意欲指数も2011年は前年比プラスでのスタートとなりました。2月以降もこの流れが続くことを期待したいところです。

男女別の消費意欲指数をみると、男性は先月比4.0ポイント減少、前年同月比1.6ポイント増加の45.7点、4年ぶりの前年超えでしたが、1月としては過去2番目に低い数値です。回復傾向にはあるもののその水準はまだまだ低い状態が続いています。一方、女性は先月比5.0ポイント減少、前年同月比3.2ポイント増加の58.6点、こちらも3年ぶりの前年超えで、1月としては2001年以降で2番目の高さです。1997年以降の最高値を記録した昨年12月に続き、女性の回復ペースに勢いを感じさせるスタートとなりました。パネルの声では、「年末にお金を使ったので今月は控えたい」という人も多くなっていますが、やはり正月気分もあり男女ともに消費意欲が高まっています。特に新年のセールや福袋が女性の「買いたい気持ち」を刺激しているようです。

同時調査の生活力点の「モノ消費」項目では、女性で「日常的な小さな」買い物がアップしましたが「中くらいな」「大きな値の張る」は男女ともに先月比ダウンです。またお正月ということで「家族との生活」に力を入れたいという人が男女とも多くなっています。

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