消費意欲指数

日本の生活観測広場

「消費意欲指数」とは、生活総研独自の調査パネル「生活発見パートナーズ」の対象者に、翌月の消費意欲を点数で表わしてもらったものです。「消費意欲(モノを買いたい、サービスを利用したいという欲求)が最高に高まった状態を100点とすると、来月の消費意欲は何点ぐらいだと思いますか」という質問に対し、「来月は○○点ぐらい」という形で回答してもらっています。

過去のコメント

「消費意欲指数」は、1993年4月から2011年3月まで毎月首都圏での調査を行ってきましたが、2011年5月より、全国47都道府県に地域を広げ、3ヵ月に1回調査する新しい「消費意欲指数」として生まれ変わりました。今後は、「スケール・ジャパン」の中で消費意欲指数を発表していきます。

スケール・ジャパンはこちら(2011年5月以降の消費意欲指数)

2010年12月の消費意欲
56.6点

2010年12月の消費意欲指数は先月比が4.9ポイント増加、前年同月比が1.0ポイント増加の56.6点でした。今年の月別指数は2月以降11ヶ月連続で前年超えが続き、最終的な年間平均指数は過去最低だった昨年の指数を0.9ポイント上回る51.7点となり、2007年以降続いていた下落傾向に歯止めがかかりました。
内閣府発表の10月の景気動向指数や11月の月例経済報告では景気は足踏み状態との判断、先行きに懸念も示されました。また、11月の消費者態度指数は5ヶ月連続のマイナスで、消費者心理も弱含みと判断されました。景気の現状や先行きは依然として不透明な状況です。一方、株価の1万円台回復、賃金環境も10月の勤労統計では基本給が30ヶ月ぶりにプラスとなり、冬のボーナスも3年ぶりに増加するなど持ち直しの機運も出てきました。百貨店売上も10月は2年8ヶ月ぶりに前年超え、「歳末商戦では例年よりやや高額のケーキ、おせちが売れている」との報道もありました。厳しい景気環境の中ですが、ここにきてやや明るい兆しもみられるようになりました。来年1月の数値に注目です。

男女別の消費意欲指数をみると、男性は先月比が0.5ポイント増加の49.7点でした。指数は例年11月から12月にかけてポイントが伸びる傾向にありますが、今回は過去最低の伸びとなりました。また、前年同月比は1.1ポイントの増加となり、前年超えは6ヶ月連続です。年間平均指数は46.5点と昨年を0.6ポイント上回りましたが、年間の指数としては過去2番目の低さです。一方、女性の指数は先月比が9.3ポイントの大幅増加、前年同月比が1.0ポイント増加の63.6点、12月としては1997年以降での最高値です。年間平均指数は昨年を1.2ポイント上回る56.9点、2001年以降では消費意欲が高かった2006年、2007年に次ぐ数値となりました。
足踏み状態の景気の影響を強く受けた男性と、節約疲れの反動に加え年末の消費意欲の高まりが掛け合わされた女性とで対照的な結果となっています。

パネルの声では、男女とも年末・年始に向けて消費意欲が高まっています。理由としてはボーナス支給や、特に女性ではクリスマスや忘年会などのイベント消費、「お正月の準備」をあげる人の多さがあります。

同時調査の生活力点の「モノ消費」項目をみると、男女全体で「日常的な小さな」「中くらいな」「大きな値の張る」買い物がいずれも今年の最高値となりました。また、年末の大掃除ということで女性で「家事・家の中のこと」の数値が高くなっています。

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2010年11月の消費意欲
51.7点

2010年11月の消費意欲指数は先月比が0.3ポイント増加、前年同月比が1.0ポイント増加の51.7点でした。前年超えは10ヶ月連続となりましたが、10、11月と前年同月比の増加幅が縮小してきており回復ペースはやや鈍化しています。
9月の完全失業率は3ヶ月連続で改善し、同月の現金給与総額は前年同月比7ヶ月連続プラスと所得環境は最悪期を脱しつつあるとの見方もでていますが、内閣府発表の同月の景気動向指数は現状を示す指数が1年6ヶ月ぶりに低下、景気判断も1年11ヶ月ぶりに下方修正となりました。さらに10月発表の街角景気は現状、先行き判断指数がともに悪化、消費者態度指数も4ヶ月連続のマイナスという結果となっています。エコカー補助金の打ち切りなど政策効果の息切れ、長引く円高、世界経済の減速懸念など依然として景気の不透明感は拭えません。
例年12月は消費意欲指数が大きくアップします。今年の年間平均指数は今月時点で51.2点となり昨年(50.8点)超えは確実といえそうですが、厳しい景気環境の中、一昨年の2008年の平均指数(51.6点)に届くところまで回復するか注視したいところです。

男女別の消費意欲指数をみると、男性は先月比が2.2ポイント、前年同月比が3.8ポイントとともに大幅増の49.2点と11月としては2001年以降3番目に高い数値で、5ヶ月連続の前年超えとなりました。これに対して、女性の指数は先月比1.6ポイント減少、前年同月比1.7ポイント減少の54.3点、10ヶ月ぶりの前年割れです。パネルの声をみると、男女共に「エコポイント縮小前の駆け込み購入」をあげる人が目立ち、男性は消費に前向きな気持ちの人も増えています。これに対し、女性は「出費が増える年末に向けて今月は消費を控えたい」という人が多く今月の女性の指数の低さの一因ともいえそうです。

同時調査の生活力点の「モノ消費」項目をみると、男女全体では「日常的な小さな」「中くらいな」買い物はあまり動きはありませんが、「大きな値の張る」買い物が今年最も高くなりました。年末に向けての準備とエコポイント縮小というタイミングもあるようです。

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2010年10月の消費意欲
51.4点

2010年10月の消費意欲指数は先月比が0.3ポイント増加、前年同月比が1.4ポイント増加の51.4点でした。過去最低の年間平均指数(50.8 点)を記録した前年を9ヶ月連続で上回り、1月から10月までの平均指数は51.2点と前年同期を0.9ポイント上回ったものの、水準としては依然低い数値に留まっています。
9月の日銀短観は足元の景況感は改善したものの大企業の先行き指数は7四半期ぶりに悪化、9月の街角景気は現状判断指数が2ヶ月連続で減少し景気判断は下方修正です。円高・株安、米景気不安、国内政策効果の息切れなどを背景に、景気の先行きに対する厳しい見方は続いています。また、内閣府発表の9月の消費者態度指数は3ヶ月連続で前月を下回り、消費者心理の基調判断も先月に続き下方修正されました。今年もあと2ヶ月、このまま前年を上回る傾向が続けば年間平均指数において昨年超えは確実となりますが、景気の不透明感は拭えず、例年年末に向けて上昇する傾向がある消費意欲指数の今後の動きが気になります。

男女別の消費意欲指数をみると、男性は先月比0.4ポイント増加、前年同月比1.7ポイント増加の47.0点でした。これで4ヶ月連続の前年超えとなりましたが、指数は依然、低水準で推移しています。女性の指数は先月比0.4ポイント増加、前年同月比1.3ポイント増加の55.9点と、回復ペースは順調で前年超えは9ヶ月連続です。今月は男女ともに前月比、前年同月比が増加しましたが、パネルの声を見てみると、先月と比べ「節約、貯金したい」という人がやや多くなっています。また男性で「特に欲しいものがない」という人が増えているのが目立ちます。

同時調査の生活力点の「モノ消費」項目をみると、男性は先月と比べ「日常的な小さな」「中くらいな」買い物はアップ、「大きな値の張る」はダウンしました。女性は「日常的な小さな」買い物が大きくダウン、日々の買い物に少し慎重になっているようです。「中くらいな」「大きな値の張る」はややダウンです。

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2010年9月の消費意欲
51.1点

2010年9月の消費意欲指数は先月比が3.8ポイント減少、前年同月比が2.2ポイント増加の51.1点でした。例年9月は8月の反動で先月比が減少する傾向がありますが、今年は8月の数値が高かった分、減少幅がやや大きくなりました。今月のパネルの声でも「夏に旅行やバーゲンでお金をたくさん使ったので9月は控える」という人が多くなっているのが目立ちます。
前年超えは2月以降8ヶ月連続となり、回復傾向は続いていますが、最新の景気関連の指標は持ち直しの動きが弱まり、先行きの指標も悪化、年末に向けて景気減速懸念が大きくなってきたようです。7月の景気動向指数は現状を示す指数は2ヶ月連続で上昇しましたが先行き指数は2ヶ月ぶりに低下、9月の月例経済報告も景気の基調判断は据え置いたものの先行きには警戒感を強めています。円高や海外経済の減速が景気先行きに不透明感を与えています。また、消費関連のデータをみると8月の街角景気は猛暑による出控えと円高・株安の影響で悪化、先行き判断指数は4ヶ月連続の低下です。消費者態度指数も2ヶ月連続で低下、消費者心理の基調判断が下方修正されました。暮らしまわりにも先行きに不安感が出てきました。このような状況の中で、10月以降も消費意欲指数の回復傾向が続くか注視したいところです。

男女別の消費意欲指数をみると、男性は先月比2.7ポイント減少、前年同月比2.1ポイント増加の46.6点、前年超えは3ヶ月連続ですが9月の指数としては過去2番目に低く、1月から9月の平均指数も45.8点と過去最低だった昨年同期(45.7点)とほぼ同じで依然として低水準です。女性の指数は55.5点で、指数が特に高かった8月の反動で先月比が5.0ポイントと大きく減少しましたが、前年同月比は2.2ポイントの増加で、これで8ヶ月連続の前年超えです。9月までの平均指数も56.5点と昨年同期を1.4ポイント上回り回復ペースは順調です。

同時調査の生活力点の「モノ消費」項目をみると、男性は先月と比べ「日常的な小さな」「中くらいな」「大きな値の張る」買い物いずれもダウンしましたが、数値としては今年の平均値をやや上回っています。女性は「日常的な小さな」買い物はアップ、「中くらいな」「大きな値の張る」はほぼ横ばいでした。

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2010年8月の消費意欲
54.9点

2010年8月の消費意欲指数は先月比が1.1ポイント増加、前年同月比が0.3ポイント増加の54.9点でした。今年の最高値となるとともに、8月としては2000年以降での最高値となりました。また7ヶ月連続で前年超えとなり、消費意欲の回復傾向は続いています。
8月の月例経済報告の基調判断は「着実に持ち直し」と据え置き、また内閣府発表の6月の景気動向指数も現状は2ヶ月ぶりの上昇となりましたが、企業生産活動についてはいずれもマイナス判断で景気回復に向けた動きの一部に鈍化傾向も見られるようです。7月の街角景気では猛暑特需で現状判断指数が3ヶ月ぶりに改善しましたが、先行き判断指数は3ヶ月連続低下です。7月の消費者態度指数は7ヶ月ぶりに悪化、景気先行きに不安感も出ています。このように各種の景気指標をみると、現状は持ち直し、改善との判断ですが、先行きに対する懸念も示されてきています。
昨年の9月は消費意欲指数が大きくダウンしました。景気の先行きに懸念が示される中、このところの急激な円高進行・株価下落がどう影響するか、回復傾向にある消費意欲指数ですが、来月9月の動きが気になるところです。

男女別の消費意欲指数をみると、男性は先月比1.6ポイント増加、前年同月比0.3ポイント増加の49.3点で、7月に続き前年超えとなりましたが、まだ回復の勢いは弱い状況です。女性は先月比0.5ポイント増加、前年同月比0.2ポイント増加の60.5点で、7月に続き2ヶ月連続の60点超えです。また8月の指数としては1994年の60.6点に次ぐ過去2番目の高さとなりました。前年超えも2月以降7ヶ月連続となり順調なペースで回復しています。今月のパネルの声では、季節柄、夏のレジャーや旅行を中心に消費意欲が高くなっています。相変わらず女性の積極性が目立ちますが、男性の意欲も高まっています。

同時調査の生活力点の「モノ消費」項目をみると、男女ともに先月と比べ「日常的な小さな」買い物はアップ、「中くらいな」買い物はダウン、「大きな値の張る」買い物はほぼ横ばいでした。夏休みということで「趣味・遊び」「余暇・レジャー」が高い数値となり、特に男性で「家族との生活」に力を入れたい人の多さが目立ちます。

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2010年7月の消費意欲
53.8点

2010年7月の消費意欲指数は先月比が3.2ポイント増加、前年同月比も1.3ポイント増加の53.8点で、今年に入っての最高値となりました。ボーナス支給や夏休みスタートということで例年7月は指数が上がりますが、先月比、前年同月比ともにアップしたのは2006年以来4年ぶりです。これで前年超えは今年2月以降6ヶ月連続となりました。5、6月と鈍化した回復の勢いが7月はやや盛り返しました。
6月の日銀短観では景況感が2年ぶりにプラス転換、また6月の月例経済報告も基調判断が3ヶ月ぶりに上方修正されました。しかし、ここにきて景気動向指数、街角景気、完全失業率が悪化するなど景気の先行き不透明感を示す経済指標も増えつつあり、景気回復のペースが鈍りそうとの懸念もあります。一方でこの夏休みに旅行を予定している人が海外、国内ともに金融危機以前の水準に回復する見込みとの報道や、百貨店、家電量販店など小売大手のボーナス商戦売上が前年を上回るなど、消費者マインドに明るい雰囲気も出てきています。
景気の不透明感と明るさが交差する状況の中、8月の消費意欲指数も回復傾向が続くか注目です。

男性は先月比1.9ポイント増加、前年同月比±0.0ポイントの47.7点で、7月としては過去最低だった昨年とほぼ同じ数値です。なかなか回復のペースが上がりません。依然として円高、株安といった市場動向への不安感が残っているようです。一方、女性は先月比が4.6ポイント増加、前年同月比も2.6ポイント増加の60.0点で、7月の指数としては2000年以降での最高値となりました。前年超えは6ヶ月連続となり回復は順調、勢いが感じられる動きとなっています。今月のパネルの声でも、女性で「夏のセールや旅行・レジャーなどにお金を使いたい」という人が多く見受けられ、男性に比べ消費に積極的な姿勢が目立ちます。

同時調査の生活力点の「モノ消費」項目をみると、男性では「中くらいな」「大きな値の張る」買い物はアップしましたが、「日常的な小さな」はほぼ横ばいでした。女性は「中くらいな」買い物はアップしましたが、「日常的な小さな」「大きな値の張る」はダウンです。

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2010年6月の消費意欲
50.6点

6月は例年、消費意欲指数が落ち込む傾向がありますが、今年の指数も先月比が1.2ポイント減少し50.6点でした。前年同月比は±0.0ポイントで、3、4月に比べ、この2ヶ月は回復の勢いが鈍化しています。その結果、1~6月の上半期の平均指数は50.1点となり、過去最低だった昨年の上半期の平均指数(49.5点)は超えたものの、上半期としては過去2番目の低さとなりました。
最新のマクロ指標を見ると、欧州金融不安による株安・円高や2ヶ月連続の失業率悪化などを理由に景気動向指数や街角景気のデータがマイナスになるなど、景気の先行きに懸念を示す声も聞かれます。一方で、現金給与総額は2ヶ月連続で増加、大企業の夏のボーナスも2年ぶりに増加(経団連調査)と、所得には改善の兆しが見え始めているとの見方も出てきました。内閣府発表の5月の消費者態度指数も5ヶ月連続で前月を上回り、家計が感じる景況感も改善が進んでいるとの判断です。この動きが今年後半にどのように繋がっていくか注目です。例年7月はボーナス支給や夏休みということで指数が上昇します。大幅な回復を期待したいところです。

男女別の消費意欲指数をみると、男性は先月比0.8ポイント増加、前年同月比0.4ポイント減少の45.8点で、先月に続き前年割れとなりました。欧州発の金融不安による経済の混乱がまだ影響しているようです。上半期の平均指数は44.8点で過去最低となり、男性の回復は足踏み状態です。女性は先月比3.2ポイント減少、前年同月比0.5ポイント増加の55.4点、前年超えは5ヶ月連続となり、上半期平均も55.4点と昨年を1.3ポイント超えました。女性の回復は順調といえます。
今月のパネルでは、男女ともに「GWでお金を使ったから」「夏の出費に備えて」「ボーナス前なので」今月は控えめに、という声が目立ちました。7月の数値に期待が持てそうです。

同時調査の生活力点の「モノ消費」項目をみると、男性では「日常的な小さな」「大きな値の張る」買い物がアップ、「中くらいな」はダウンしました。女性は「日常的な小さな」買い物はアップしましたが、「中くらいな」はややダウン、「大きな値の張る」買い物はほぼ横ばいでした。

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2010年5月の消費意欲
51.8点

2010年5月の消費意欲指数は先月比が1.2ポイント増加、前年同月比が0.5ポイント増加の51.8点でした。先月比は3ヶ月連続、前年同月比は4ヶ月連続のプラスと回復基調が続いていますが、5月はその勢いがやや鈍化しました。その原因は男性の指数の低下です。マクロ経済や株価などの影響を受けやすい男性は、調査時期と重なったギリシャ財政危機による急激な世界同時株安に心理的な影響を受けた可能性がありますが、これが一時的な現象なのか来月の指数を注視したいところです。
最近発表された景気関連の指標は改善・上昇が続いています。内閣府発表の3月の景気先行指数は13ヶ月連続で上昇、伸びも最大となり、景気の持ち直しを示しています。同じく内閣府発表の3月の消費者態度指数は3ヶ月連続で改善、消費者マインドも2ヶ月連続で上方修正、4月の街角景気は現状・先行きともに5ヶ月連続で上昇です。また政府発表の4月の月例報告は景況感が改善、個人消費は持ち直しとの判断です。新聞報道によると、今年のGWは旅行、外食、小売なども好調だったとのことです。パネルの中にも旅行や服にお金を使いたいという人が多くみられました。景気対策以外の消費にも回復の兆しがでてきているようです。

男女別の消費意欲指数をみると、男性が先月比0.8ポイント減少、前年同月比1.0ポイント減少の45.0点。女性は先月比3.2ポイント増加、前年同月比1.8ポイント増加の58.6点でした。男性は3ヶ月ぶりに先月比・前年同月比ともに減少し、5月としては過去最低値になりました。前述したようにギリシャの財政危機による株安が影響している可能性があります。女性は前年超えが4ヶ月連続となり順調に回復、5月の指数は2000年以来の高い数値になっています。この結果、男女差は13.6ポイントと大きく広がりました。今月のパネルの声をみても、女性の消費に前向きなコメントが増えており、勢いが目立ちます。

同時調査の生活力点の「モノ消費」項目をみると、男性では先月回復した「日常的な小さな」買い物が再びダウン、「中くらいな」はアップしましたが「大きな値の張る」買い物はダウンしました。女性は「日常的な小さな」「中くらいな」「大きな値の張る」買い物いずれもアップ、ここでも女性が元気です。また、今月はゴールデンウィークの影響もあり、男女ともに「趣味・遊び」「余暇・レジャー」の数値も高くなっています。

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2010年4月の消費意欲
50.6点

2010年4月の消費意欲指数は先月比が0.5ポイント増加、前年同月比が2.1ポイント増加の50.6点でした。4月の指数としては過去2番目に低い数値ですが、先月比は2ヶ月連続、前年同月比は3ヶ月連続のプラスとなりました。今年に入ってからの指数の水準はまだ低いものの、昨年の同時期の状況と比べると回復の兆しが見えてきたといえそうです。
3月の月例経済報告や日銀の短観などによると、景気の本格回復はまだ先の見込みだが穏やかながら持ち直しの動きがでてきている、との判断です。株価も上昇傾向にあります。また内閣府発表の3月の街角景気も家計関連の改善が目立ち、現状判断・先行き判断ともに4ヶ月連続の上昇です。2月の百貨店やスーパーの売上げも前年割れは続いていますが減少幅は縮小しています。雇用や所得環境は依然厳しい状況ですが、本調査の最近の動きからも窺えるように、生活者の消費マインドは徐々に改善しているようです。
例年、5月は指数が上昇する傾向が強く、消費意欲回復の動きが続くか注目したいところです。

男女別の消費意欲指数をみると、男性が先月比1.1ポイント増加、前年同月比1.8ポイント増加の45.8点。女性は先月比がほぼ横ばいの0.1ポイント減少、前年同月比は2.4ポイントの増加で55.4点でした。男性は2ヶ月連続で先月比、前年同月比ともに増加、女性は3ヶ月連続で前年同月比が増加しました。女性は今年の1月から4月の平均指数が前年同時期に比べ1.4ポイント増加、順調に回復しています。
今月のパネルの声をまとめると、男女ともに暖かな春に向けて活動的になり消費にも積極的になってきている様子が見えてきます。また4月の指数が低い人の中にも、「GWに備えて今月は控えるつもり」という声があります。5月の数値に期待です。

同時調査の生活力点の「モノ消費」項目をみると、男性では3月に大きくダウンした「日常的な小さな」買い物が以前の水準まで回復、「大きな値の張る」買い物もアップ、「中くらいな」は先月と同じ値でした。女性は「日常的な小さな」「中くらいな」買い物はともにダウン、「大きな値の張る」買い物はほぼ変わらずという結果でした。

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2010年3月の消費意欲
50.1点

2010年3月の消費意欲指数は先月比が2.3ポイント増加、前年同月比も2.3ポイント増加の50.1点となりました。3月としては過去2番目に低い数値でしたが、2月、3月と2ヶ月続けて前年比がプラスとなりました。特に3月の指数は前月比、前年同月比とも伸びが大きく、久しぶりに勢いを感じさせる動きになっています。
本格的な景気回復には雇用情勢やデフレなどまだまだ先行き不安要因がありますが、最新の景気関連のマクロ指標では景気持ち直しの動きが徐々に広がってきているようです。1月の完全失業率は10ヶ月ぶりに4%台に回復、3月の月例経済報告では8ヶ月ぶりに景気判断が上方修正されました。また、1月の現金給与総額が20ヶ月ぶりに前年超え、小売業販売額も17ヶ月ぶりに増加、2月の街角景気の判断も上方修正されるなど、暮らしまわりの指標にもやや明るさが戻ってきました。このような状況の中、3月に続き4月の消費意欲指数についても順調なアップを期待したいところです。

男女別の消費意欲指数をみると、男性が先月比1.3ポイント増加、前年同月比0.8ポイント増加の44.7点。女性は先月比3.3ポイント増加、前年同月比3.7ポイント増加の55.5点でした。男女共に前年比、前年同月比がプラスになりましたが、男性の指数は3月としては過去2番目の低さで依然低水準です。女性の指数は前年同月比が昨年8月以来の大幅な上昇で、全体の指数を牽引しています。
今月のパネルの声では、男女ともに「欲しいものがない」という人がいる一方で、「何か買いたい」という気持ちが高まっている人も出てきています。女性では「春なのでおしゃれしたい」「卒業式、入学式に着る服がほしい」や「新生活に向けて準備したい」などの季節的な消費に関する声も目立ちます。

同時調査の生活力点の「モノ消費」項目をみると、男性では「中くらいな」買い物が前月よりアップしましたが「日常的な小さな」「大きな値の張る」買い物はダウン、特に「日常的な」は大きく下がりました。女性は「大きな値の張る」買い物で先月比がダウンしましたが、「中くらいな」「日常的な小さな」買い物はともに大きくアップし好調だった昨年11月から今年1月の水準に戻りました。

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2010年2月の消費意欲
47.8点

2010年2月の消費意欲指数は先月比が2.0ポイント減少、前年同月比は0.3ポイント増加の47.8点となりました。前年同月比はプラスとなったものの2月の指数としては過去2番目の低さでした。1月、2月と低水準の数値が続いています。
内閣府が発表した2009年12月の景気一致指数は、製造業の生産活動や鉱工業生産指数の伸びにより9ヶ月連続で上昇となりました。しかし、生産は拡大しても雇用や所得への波及は弱く、景気回復に力強さが見られません。1月の月例経済報告の景気基調判断も、持ち直してきているが雇用情勢が改善しないなど「依然厳しい状況」との判断です。マクロの指標は改善しても暮らしの先行きは不透明で、生活者の消費意欲はなかなか上向きません。
例年3月は、2月より指数がアップしますが、このような状況の中で、今年の3月がどのくらいの数値になるか注目したいところです。

男女別の消費意欲指数は、男性が先月比0.7ポイント減少、前年同月比0.5ポイント減少の43.4点、1月に続き前年割れとなり2月としては過去2番目の低さでした。女性は先月比が3.2ポイント減少、前年同月比は1.3ポイント増加しましたが数値は52.2点と低い水準です。パネルの声を拾ってみると、相変わらず「先行きが不安」「お金がない」という人が多いですが、年末年始に出費したので今月は抑えたいという気持ちも強いようです。また、今月は「特に欲しいものがない」という人が男女とも目立ちます。冬のボーナスや初売りバーゲンでとりあえず欲しいものは購入した、ということもあるのでしょう。

同時調査の生活力点の「モノ消費」項目をみると、男性では「日常的な小さな」「中くらいな」「大きな値の張る」買い物がいずれも前月よりアップしましたが「日常的な」「中くらいな」はまだまだ低い水準です。一方、女性は3項目とも先月比がダウン、特に増加が続いていた「日常的な小さな」買い物が大幅にダウンしました。年末年始の出費への反動もあるようです。

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2010年1月の消費意欲
49.8点

2010年1月の消費意欲指数は先月比が5.8ポイント減少、前年同月比も1.8ポイント減少の49.8点でした。例年1月は12月の反動で指数がダウンしますが、今年は1月の数値としては初めて50点を切り、当月の過去最低値を記録しました。2010年は調査開始以来最も低い水準での厳しいスタートとなりました。昨年から続いている消費意欲低迷の流れは変わりません。
政府の12月の月例報告や内閣府の景気動向指数などでは景気の持ち直しの動きが報告されていますが、暮らしの中での実感はまだありません。雇用や所得環境をみても11月の完全失業率が再び悪化、給与総額は18ヶ月連続の減少と、厳しさは相変わらずです。12月の街角景気は3ヶ月ぶりに上昇しましたが、個人消費関連は改善の動きが鈍く、各種報道によると、小売各社の初売りでも節約志向から堅実な買い物をする人が多かったとのことです。
例年、2月は年間の最低値に近い数値になります。過去最低の水準でスタートした2010年、2月の数値が気になります。

男女別の消費意欲指数は、男性が先月比4.5ポイント減少、前年同月比2.0ポイント減少の44.1点で、12月に続き同月の過去最低値となりました。女性は先月比7.2ポイント減少、前年同月比1.7ポイント減少の55.4点で、1月としては過去3番目に低い数値です。その要因をパネルの声から拾ってみますと、男女ともに「年末に出費したので1月は控える」という季節的な要因をあげる人も多いですが、男性では「ボーナス減などで収入が減った」「景気悪く先行き不安」という人も目立ちます。また女性では「必要なものだけ買って出費を抑えたい」という人がいる一方で「初売りバーゲン」で消費意欲を高めている人も目立ち、これも堅実消費の一面と言えるでしょう。
同時調査の生活力点の「モノ消費」項目をみると、男性では「日常的な小さな」「中くらいな」「大きな値の張る」買い物が前月よりダウンし、いずれも低い水準になっています。女性では3項目とも高めの水準を維持しており、特に「日常的な小さな」買い物は5ヶ月連続で前年を上回っています。

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